POSはProof of Stakeを省略したものです。これは仮想通貨のブロックを生成する時の認証方法の1つです。
ちょっと難しい話になりそうですね(汗) ここは飲み物でも用意して頂いてじっくり行きましょう。
仮想通貨の多くが、コインが発行上限に達するまで新しいコインを発行(鋳造)してゆく仕組みを持っています。
仮想通貨の基軸通貨であるBTC(ビットコイン)を例に考えてみましょう。BTCの発行上限は2100万枚です。現在その80%程度が発行されているようです。
その発行の仕組みは、POW:Proof of Workと呼ばれています。 POWではブロック生成時の認証を最も速く行った人(マイナー)がその報酬という形でBTCを獲得することができます。Proof of WorkのWorkは認証の作業を意味しているのですね。
相対するPeer to Peer の2者間で誤りなく取引が出来ることが仮想通貨の特徴です。 この取引に直接係わらずにその正当性を担保しているのがブロックチェーンと呼ばれる台帳であり、これを更新しているのがマイナーであり、そしてこの仕組がPOWです。
説明している私も少し頭が痛くなってきましたが、これをお読みの皆さんは大丈夫でしょうか?
ここまでの話を整理すると・・・
1) 仮想通貨の取引には認証作業が必要であること
2) 認証作業を経て新しいコインが対価として発行されること
となります。
ブロックチェーンを維持していくのに必要な作業と、その作業の対価としてコインを獲得する者の存在、そしてそれを利用してコイン発行していく仕組みがとても興味深いですね。
では、話を戻してSanDeGoが採用しているPOS:Proof of Stake です。
上記でPOWの仕組みをみているので、今度は簡単ですよ。
POWでは認証計算作業(Work)に頑張った者がコインを得る仕組みでしたが、POSではコインを保有している人が専用walletでStake(賭ける設定にし)ていれば、その量に応じてコインを得る事ができます。
POWでは膨大な計算能力が必要となりますが、POSは計算能力は必要ありません。 walletにコインを入れておくだけでコインを増やせるので簡単で楽しいですよ。